Mac mini M4とM4 Pro:旧モデルの価値を、今の仕事で考える
2024年のMac miniは、使い慣れた画面や周辺機器を残してパソコンを更新したいときの候補になります。ただ、M4とM4 Proを最安値だけで比べると、価格差の中身が分かりにくくなります。
チップだけでなく、出発点のメモリとSSDも異なるためです。今困っているのが計算の待ち時間なのか、メモリなのか、保存場所や接続なのかを整理してから、旧モデルの具体的な一台を見ていきましょう。
二つの最安構成は、容量も違う
2024年のM4 miniは16GBメモリ・256GB SSDから、M4 Pro miniは24GBメモリ・512GB SSDから始まります。価格差のすべてを、上位チップに払う金額と考えることはできません。
文書、調べ物、ビデオ会議、負担の小さい制作が中心なら、適したM4構成で十分か検討できます。256GBでは足りない場合、使わない最安構成ではなく、実際に購入する容量のM4を価格の基準にします。
M4 Proには、より大きなメモリや異なる処理能力を必要とする仕事で意味が出ます。複雑な制作、重いローカル開発、繰り返す処理など、具体的な目的を名前に結び付けると判断しやすくなります。
CPUを使う時間と、パソコンの前にいる時間は違う
一日机に向かっていても、読み書きや確認が中心ならCPUには休みがあります。このような使い方で、メモリや画面を犠牲にして上位チップを選ぶ必要があるかを考えます。
下の比較は、10コアCPU・10コアGPUのM4と、12コアCPU・16コアGPUのM4 ProによるCPUマルチコア指標です。複数コアを使う処理の参考になりますが、自分の書き出しやビルドが何分短くなるかを示すものではありません。
M4 Base + · 10 CPU, 10 GPU vs M4 Pro · 12 CPU, 16 GPU
Multi-Core benchmark · Score
| Chip | Score |
|---|---|
| M4 Base + · 10 CPU, 10 GPU | 14716 |
| M4 Pro · 12 CPU, 16 GPU | 20280 |
M4 Proには14コアCPU・20コアGPUの種類もあります。「M4 Pro搭載」とだけ書かれた商品説明から、どちらなのかは決められません。中古や整備済の出品では、コア構成まで確認してから比較します。
メモリを増やす理由を、処理性能と分ける
大きなプロジェクトや多くのアプリを同時に開くなら、計算が速いことに加えて、作業が収まる容量も必要です。CPUの差だけを見ていると、本当に困っているメモリ不足が見えなくなることがあります。
反対に、現在の仕事が無理なく収まるなら、大容量は使わないままになるかもしれません。Activity Monitorなどで代表的な作業の状態を見られる場合は、その結果を新しい構成選びに生かしてください。
SSD容量も別の問題です。素材やアプリを内蔵に残すか、外付けで扱うかを決めると、構成を過不足なく絞りやすくなります。バックアップを取るための費用まで残しておきましょう。
Thunderboltの違いは、相手の機器と合わせて見る
M4 miniはThunderbolt 4、M4 ProはThunderbolt 5を備えます。この違いを使えるかは、接続する機器とその仕様によります。普段のキーボードや古いドライブが、端子だけで急に速くなるわけではありません。
ディスプレイ、作業用ストレージ、インターフェース、ドックを一覧にして、モデルの対応と照らし合わせます。ケーブルの規格や、複数機器を同時に使う条件も大切です。
一般的なホームオフィスなら、上位の接続より、よい画面やカメラを足す方が毎日役立つ可能性があります。miniは周辺環境を選べるからこそ、本体以外の必要も価格に含めて考えます。
旧モデルは、販売条件も含めて現在の候補と比べる
新品の在庫品、整備済、個人の中古では、状態と故障時の対応が違います。付属する電源ケーブル、返品条件、販売者の説明を確認します。中古なら、アクティベーションロックや組織の管理が残っていないことも必要です。
当時の発売価格より、今買えるminiとの比較が重要です。旧モデルというだけで割安とも、Proというだけで価値が高いとも決まりません。税込総額、送料、必要な画面やストレージまで並べてみてください。
WhichMでM4とM4 ProのMac miniを比較し、使う構成を明示して検討しましょう。M4で日常の仕事に足りるなら周辺環境に余裕を残せますし、M4 Proが具体的な制約を取り除くなら、その差額に理由が生まれます。