MacBook Air M4とM5:旧モデルの安さを、自分の構成で確かめる

Air M4が手の届きやすい価格で見つかると、最新のM5を選ぶべきか迷うところです。浮いた予算をモニターやバックアップに回せるなら、旧モデルにも魅力があります。一方、必要な容量をそろえたら差が小さくなることもあります。
ここでは2025年のAir M4と2026年のAir M5を比べます。最初に構成をそろえ、そのあとで新しい機能が自分の作業に役立つか考えると、価格差の意味が分かりやすくなります。
最安構成では、SSDの容量が違う
13インチAir M4は16GBメモリ、256GBストレージからでした。Air M5は16GB、512GBからです。大きなファイルを本体に置く予定なら、最も安いM4だけを比較相手にするのは適切でない場合があります。
文書と少量のローカルデータなら、256GBで足りることもあります。写真、映像素材、開発ツールを持ち歩くなら、512GBの使いやすさを感じるかもしれません。外付けSSDで補う場合は、その費用と接続する手間も加えます。
同じ容量の構成で比べると、世代の違いにいくら払うのか見やすくなります。一方、256GBで十分なら、低容量のM4で節約する選択も合理的です。何をそろえ、何を変えているかを自覚して比較しましょう。
CPUの差は、いつもの処理と結びつける
次のマルチコア比較は、13インチの8コアGPU構成のM4とM5を示しています。複数のCPUコアを使う処理の目安です。特定のアプリの作業時間を測ったものではなく、レポートを書く快適さ全体を表すものでもありません。
M4 Base · 10 CPU, 8 GPU vs M5 Base · 10 CPU, 8 GPU
Multi-Core benchmark · Score
| Chip | Score |
|---|---|
| M4 Base · 10 CPU, 8 GPU | 13578 |
| M5 Base · 10 CPU, 8 GPU | 17763 |
計算を頻繁に行うなら、能力差を検討する理由があります。主な作業が文書、調べもの、会議なら、メモリや画面の構成を優先したほうがよい場合もあります。数字が高いことと、自分の一日が大きく変わることは分けて考えます。
どちらのAirもファンを使わない設計です。長く続く負荷のために別の冷却構造が必要なら、Proなども含めた検討になります。Airの世代を新しくすることだけで、すべての種類の負荷に対する選択が完了するわけではありません。
M4でも使える便利さを見落とさない
M4とM5には、13インチと15インチの選択肢があります。どちらも外部ディスプレイ二台と内蔵画面を同時に使えます。12メガピクセルのCenter StageカメラもM4から備わっています。
これらをM5だけの利点として数えると、旧モデルの価値を小さく見積もってしまいます。自分が欲しい機能がすでにM4にあるなら、価格と構成の比較へ進めます。
画面サイズが違う二台を見ている場合は、その違いも整理しましょう。15インチM4と13インチM5では、世代と同時に作業面積も変わります。長時間モニターなしで使うなら、広い画面のほうが身近な利点になる可能性があります。
容量と通信の新しい選択肢は、使う予定から判断
メモリは両世代とも最大32GBです。複数アプリのために容量を確保したいなら、必要なメモリを搭載したM4も候補になります。M5では内部ストレージを最大4TBまで選べ、M4の最大2TBより選択肢が広がります。
大量のデータを常に本体に置きたい場合は、この違いに意味があります。文書中心の使い方なら、最大値より実際に選ぶ容量を比べるほうが役立ちます。上限が大きいだけで、基本構成の保存場所が増えるわけではありません。
M5の新しい無線規格も、ルーターやネットワーク、周辺機器と合わせて評価します。対応項目が増えたからといって、今の自宅回線が自動的に速くなるとは限りません。利用環境が合っているかを確認してください。
メモリの多い旧モデルと、基本構成の新モデルも比較する
日常の不足が複数アプリによるものなら、必要なメモリを搭載したM4と、基本構成のM5を比べることもできます。世代の新しさとメモリの容量が同時に変わるので、どちらを優先するかは実際の作業次第です。CPUのグラフだけでは、この判断はできません。
可能なら、今のMacで代表的なプロジェクトを開き、メモリプレッシャーを見てみましょう。動作と一緒に確認すると、処理能力の問題と作業領域の不足を分けて考えやすくなります。買い替えなら、原因が分からないまま同じ容量を選ぶことを避けられます。
また、必要なストレージを外付けで補うときは、充電、モニター、SSDを同時につなぐ構成まで含めます。本体価格の節約が、使いにくい接続や追加の持ち物につながらないかも見ておきましょう。
M4とM5のどちらにも合う構成があるなら、購入先の条件をそろえて初めて価格差を評価できます。将来何年使えるかを決め打ちするより、現在必要なソフトと、その先に予定している作業に合うかを確認するほうが確実です。
旧モデルの価格には、販売条件も含める
見つけたM4が新品なのか、中古なのか、整備済みなのか確かめましょう。バッテリー、個体の状態、付属品、販売店の対応条件で、同じ構成でも価値は変わります。カタログにある構成が、その時点で購入できるとも限りません。
すでにM4を使っている人は、さらに別の判断です。買い替えには、現在の不足をM5が改善するという理由が必要になります。今の作業を無理なく続けられるなら、世代が変わっただけで交換を急ぐ必要はありません。
WhichMでM4とM5を、必要な容量の構成で比較してみましょう。旧モデルの節約が自分に役立つか、新モデルの追加費用に使い道があるかを、同じ条件から判断できます。