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    October 16, 2026
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    音楽制作用MacBook:いつものセッションから構成を決める

    WhichM Editor
    Tech Staff
    音楽制作用MacBook:いつものセッションから構成を決める

    音楽制作でパソコンが重くなる理由は、トラック数だけではありません。録音した音声が中心の大きな曲より、少数のソフト音源やエフェクトを使う曲の方が厳しいこともあります。録音時の設定も加わると、単純な数字では選べなくなります。

    MacBookを選ぶときは、普段の作曲、録音、ミックスの流れから始めましょう。使い続けたいソフトと機器、セッションの内容、持ち歩く場所が分かれば、AirとProに何を求めるかも具体的になります。

    最初に、残したい制作環境の対応を確かめる

    DAWだけでなく、プラグイン、ソフト音源、オーディオインターフェースも書き出します。導入するmacOSとApple siliconへの対応を、ドライバーや認証ツールまで含めて確認してください。CPUが速くても、大切な音源が使えなければ制作は進みません。

    Liveを使うなら、動作要件とMacの互換性情報が出発点になります。他社製の機器やソフトも、それぞれの提供元で調べる必要があります。

    買い替えの時期にも余裕を持たせましょう。録音の直前では、ライセンス、テンプレート、入出力設定を検証する時間が足りなくなります。環境を移す作業も、購入計画の一部です。

    録音とミックスで、求めるものを分けて考える

    録音では、反応のよいモニタリングのために小さなバッファを使いたい場面があります。ミックスではバッファを大きくして、より多くの処理を使える場合があります。自分の制作でどちらの状況が多いかを考えます。

    エフェクトの配置も重要です。一つのチャンネルに長い処理をつなぐ場合と、多くの独立したトラックを処理する場合は同じ負荷ではありません。マルチコアのスコアだけで、低遅延時の安定性を言い切ることはできません。

    フリーズやオーディオへの書き出しは、作業を軽くする手段になります。ただし、そのたびに曲作りが止まるなら、性能や容量に余裕を持たせる価値もあります。自分に合う制作手順と合わせて判断しましょう。

    Airの静かさと、Proの余裕には別の役割がある

    ファンのないAirは、マイクの近くや静かな部屋で使う魅力があります。構成に合うセッションなら、作曲や録音にも候補になります。ただ、静かであることだけでは大きなプロジェクトへの適性は決まりません。

    Proは冷却ファンを備え、より上位のチップやメモリ構成も選べます。負荷の高いセッションや長時間の処理が日常的なら検討する理由がありますが、実際の挙動にはインターフェースや設定も関係します。

    次のCPUマルチコア比較では、10コアCPU・10コアGPUのM5と、15コアCPU・16コアGPUのM5 Proを使っています。CPU処理の一つの目安であり、オーディオのレイテンシーや、使える音源の最大数を測った結果ではありません。

    M5 Base + · 10 CPU, 10 GPU vs M5 Pro · 15 CPU, 16 GPU

    Multi-Core benchmark · Score

    Multi-Core benchmark
    ChipScore
    M5 Base + · 10 CPU, 10 GPU17763
    M5 Pro · 15 CPU, 16 GPU26059
    M5 Pro搭載の14インチMacBook Pro
    チップの種類だけでなく、普段の音源やセッションが必要とするメモリも合わせて選びます。

    ライブラリと接続機器の置き場所を決める

    メモリは動作中の音源や処理を支え、SSDはサンプル、録音データ、プロジェクトを保存します。大きなライブラリでは両方が重要になることがありますが、SSDを増やしてもメモリ容量は変わりません。

    持ち出すライブラリと、家に置けるデータを分けると必要な内蔵容量が見えます。外付けSSDを使うなら、ドライブとケーブルを持ち歩くことや、他の機器との接続も考えてください。

    充電、インターフェース、コントローラー、画面、ストレージを同時につなぐ様子を想像します。ハブを使う場合は、その仕様と機器側の条件を確認しましょう。端子が足りることと、制作環境が安定することは同じではありません。

    繰り返す作業に予算を使う

    例えば、M5 Proを搭載した14インチで24GBメモリ・1TB SSDという構成も比較の出発点になりますが、すべての音楽制作者に必要な最低条件ではありません。ソフトの更新、対応する機器、バックアップにも費用を残します。

    適したAirでセッションが無理なく進むなら、静かさと持ち運びやすさは有用です。録音や作曲が繰り返し制約にぶつかるなら、その原因に合うProを探します。税込価格、送料、販売条件まで見て判断してください。

    WhichMでMacBookの構成を比較するときも、いつものセッション、ライブラリ、接続機器を基準にしましょう。大きな数字より、制作を続けやすい組み合わせが大切です。

    Published on October 16th, 2026